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温故知身 in 遠矢山房

 私の心身を10年間メンテナンスしてくれている、鍼灸師でヨガインストラクターの鰻澤智美さんを遠矢山房 (山梨市牧丘町)に迎え、10月20日と21日の2日間限定の治療院を開きます。
 

 治療院の名前は「温故知身」です。
 

 私は秋のおいしい甘味とお茶を用意してお出迎えいたします。世界農業遺産の地、ここ山梨市牧丘町の土地のパワーも存分にチャージして、たのしんで行ってください。

温故知身 in 遠矢山房

お申し込み方法

10月20日(金)
 

①10:00-12:00

   ②13:00-15:00 

③16:00-18:00

④19:00-21:00

10月21日(土)

 

⑤10:00-12:00

⑥13:00-15:00
⑦16:00-18:00
 

 

¥27,500(消費税込み) 

お茶とお茶菓子付き
 

お申し込みは遠矢山房LINEから。

①〜⑦のご希望を教えてください。

 

 

 

 

【場所】


遠矢山房(山梨市牧丘町)

勝沼ICから20分(駐車場あり)

JR塩山駅 南口からタクシー15分

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〜必ずお読みください〜

・施術は90分前後、お茶や着替えの時間が30分ほどです。

・お振込先はLINEでお伝えします。代金のお振込をもって予約確定とさせてていただき、遠矢山房の住所をお伝えします。

・5日前からキャンセル料を100%頂戴します。それまではキャンセル料はかかりませんが、代金の返金手数料はお客様のご負担となること、ご了承ください。

遠矢山房
オーナー 寿木けいより


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 温故知身のアイディアが生まれたのは、8月のことでした。リノベーションと引越しを終えた私は、緊張と嬉しさと興奮で、極度に疲れていて、
「疲れたよパトラッシュ」
   指が勝手に鰻澤さんにLINEを打っていました。
「元気になるやつ、持っていくよ!」
 即返信あり。
 仕事道具を携えた鰻澤さんが、東京から山梨へ来てくれたのでした。

 

 遠矢山房の、南に面した十畳の和室で彼女にマッサージしてもらっていた時、新しい畳の香りがして、敷布団は特注のもっちり厚いかまぼこ型布団で、鳥がさえずり、目には緑が心地よく、私はどんどん血行が良くなり元気を取り戻していました。こうしてマッサージしてもらっていることがありがたく、ほかの人にも体験してもらいたいと思ったのでした。
 

 鰻澤さんの施術は、ヨガ、整体、鍼灸、カウンセリングから成り立っています。彼女の施術を受けていつも感じるのは、身体を知ること、そして自分自身を知ることの大切さと面白さです。

 たとえば「肩が硬い」とひとことで言っても、何が原因で起きているのか、案外知っているようで知らないものです。少し硬い程度なのか、放っていくと大変なことになるのかといった“マズさ”の幅も分からない。そんな時、鰻澤さんは客観的に見てくれて、どうすれば改善できるのかも考えてくれます。

 それから、こんなこともありました。ある日、顔に美容鍼を打ってもらっていたところ、私の額と顎(オトガイ)に触れて、「相変わらず良い骨格ですね」と彼女が言いました。そして、年齢に対して肌に余計なたるみがないことも、指摘してくれました。私にとって、広い額とオトガイはずっとコンプレックスでしたが、鰻澤さんの言葉で、自分の顔の個性を見直したというか、仲良く付き合っていこうと思うことができたのでした。

 鰻澤さんのスタイルを説明するのはとても難しいです。それは、その人に合わせた100%オーダーメイドだからです。
 

 私の場合を例にとって説明すると、雑談しながら、マッサージしながら体に触れ、不調な箇所や緊張が強い箇所、それから、動きの悪い場所をスキャニングしてもらいます。そして、必要な筋肉やツボを指圧したり、適切なポイントには鍼を置いたり、お灸をすえてもらいます。このあたりのバランス配分は、鰻澤さんの見立てによります。
 

 私は鍼灸の理論も好きだし、ビビビ!と肌と脳にダイレクトに響く感覚も心地よく感じるタイプなので、積極的に施してもらいますが、尖ったものや火が苦手な方は、指圧やマッサージ、ストレッチだけでもOKです。とても気持ちがいいと思います。そのあたりも、鰻澤さんと相談してください。
 

 自分の身体の個性を知ることは、とてもおもしろいことです。私の場合は、この10年で子供を2人出産し、職業も、住む場所も、大きく変わりました。30代から40代に入ったこともあり、心身ともに、変化の激しい年月を過ごしました。

 鰻澤さん以外に、身体に触れてもらう他人というのは、美容師さんと歯医者さんくらい。鰻澤さんの知識を分けてもらう形で「身体が持つ理屈」にもずいぶん詳しくなりましたから、水泳や食生活に気をつけつつ、自力でなんとかやってます。温故知身と謳ったゆえんは、こうしたところにあります。それでも、心身には上質で定期的なメンテナンスが必要です。精巧に作られた家具が、メンテンナンスなしで40年、50年、60年と使い続けるのはむずしいように。
 

 2023年も残り数か月。難なく走り抜けるために、ぜひこの機会を活用していただけたら嬉しいです。

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